「Could have + 過去分詞」 正しく使えますか?

コーチと夫の口論のシーンに使える表現が出てきました!

まずは会話の内容を。


夫「You know, we could have stayed in Chicago. We didn't have to come here. We agreed it was the plan, right?」
コーチ「(反論していますが長いので割愛)」
夫「We did't have to buy this house. We don't have to stretch ourselves this thin.」
コーチ「You're the one who wanted the house.」


まずは、

「Could have + 過去分詞」 

「仮定法過去完了」なんて言われますが、英会話では頻出で、必ず理解して使えるようにならないといけない項目です。ただ、理解するのがなかなかむずかしい。。

まずは、「Could」は「Can」の過去形。ここは皆さんお分かりですよね?

でも、この「Could」にはおおまかに大きく4つの使い方があります。


① 推量

EX)Extreme rain could cause the river to flood the city.

推量というのは「~だろう」という可能性を表すので、豪雨が洪水をもたらすだろう。

といった感じで使います。

② Canの過去形

EX)I could ski like a pro by the age of 11.

これが一番理解しやすいと思いますが、Can「可能」の過去形ですので、11歳の時はプロのようにスキーが出来た。 ですね。

③ 丁寧な依頼・提案・許可

EX)Could I have a glass of water?

Could を使うことによって、(CANより)丁寧な依頼を表すことも出来ます。

④ 仮定

EX)We could go on the trip if I didn't have to work this weekend.

「もし週末に仕事が無ければ、旅行に行けるのになー。」

このように仮定の話をする際にもCouldが使えるのですが、見落としがち。この4つ全て重要なので、見落としがちなこの4番の使い方も知っておかなければいけません。


☆☆☆☆☆超重要ポイント

COULDを使うからといっていつも、過去の話をしている訳じゃないということ!

これ、超重要です。これを頭に入れておかないと、先に進めません。日本人の頭には「CouldはCanの過去形」がこびりついていると思いますが、一旦忘れましょう。①・③・④どれも過去の話をしているわけではありません。

実際に会話に出てくる例文でみてみましょう。

もしこの時、「 We could stay in Chicago.」といっていたら、シカゴに住めるのになーという④番の意味になってしまします。

でも、ここでは「We could've stayed in Chicago.」の「仮定法過去完了」の出番なのです。「シカゴに住めたのに!ここに来る必要はなかったじゃないか!」とここで初めて過去の仮定を表すことが出来たのです!

「~出来たのに、~しなかった。」を表すにはこの「Could have + 過去分詞」

を使います。

こっちに引っ越してこなかったら、シカゴに住めてたのに!!!!!と伝えたいんですね。


一つ例文を、

EX)I could have studied more, but I was too busy

「もっと勉強出来たのに、忙しかった。」

もっと出来たのに、しなかった。こうゆう表現はよくあるシチュエーションですよね。


ある一定のレベルになると、英語→日本語に変換して考えるが難しくなります。日本語に訳すと混乱する事件が起こります。英語を英語で理解しないとこの「Could」を攻略するのは難しいと思います!

まずはこの4つを頭にいれて、リーディングやリスニングで沢山「Could」に出会ってください。そして、止めてもいいので一つ一つどの「Could」の意味で使われているか確認して自分のモノにしていきましょう!最初は時間がかかります。でも、「Could」の攻略は絶対に必要です。


※Stretch too thin is also said of a person who tries to do many things at the same time and cannot give enough time or attention to any of them. 

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